注意:Groveリレーモジュールの電子回路は5V用に設計されているようなので、Nefry BTが供給する3.3Vでは回路が壊れる可能性があります。筆者の環境では下記の内容で動作しましたが、壊れないことを保証するものではありません。
リレーモジュール
私が購入したGROVEスターターキットV3に入っていたリレーモジュールは、Relay V1.2というモジュールです。スイッチサイエンスさんの単体販売ページに掲載されているものと同じです。
右側の黒い箱がリレーです。左にある緑色部分にOn/Offしたい機器のケーブルを接続します。ケーブルの固定は上部のマイナスネジを回して行います。
リレーモジュールの動作
1(HIGH)を送ると回路が接続し、0(LOW)を送ると回路を切断します。接続する回路は、リレー上面に記載されている仕様を満たしていなければなりません。
リレーモジュールには回路の接続/切断状態を表すLEDが取り付けられています。回路が接続状態のときLEDが点灯し、切断状態のときLEDが消灯します。
プログラム
// Nefry BT無印の場合: D2, A0, A2 (注:D0は使えません) // Nefry BT R2の場合: D0, D2, D5, A1 (注:A0を使うときはA1を記載します。) #define PIN D2 void setup() { pinMode(PIN, OUTPUT); Serial.print("PIN = "); Serial.println(PIN); } void loop() { digitalWrite(PIN, HIGH); Serial.println(HIGH); delay(1000); digitalWrite(PIN, LOW); Serial.println(LOW); delay(1000); }
1秒ごとに回路の接続・切断を繰り返すプログラムです。digitalWrite(ピン, 設定値) を使ってHIGHとLOWを交互に設定しています。
諸元
名称 | Relay リレー |
バージョン | v1.2 |
Seeed社 Wiki | http://wiki.seeedstudio.com/Grove-Relay/ |
スイッチサイエンス商品ページ | https://www.switch-science.com/catalog/807/ |
Nefry BT無印 動作ソケット | D2, A0, A2 |
Nefry BT R2 動作ソケット | D0, D2, D5, A0(プログラム上はA1) |
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